特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」

5月25日(土曜日)。東京国立博物館[平成館](上野公園)で開催中の、特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」を見て来ました。

空海は、真言宗の教祖です。仏教の中でも、密教と言って、大乗仏教と言う仏教の教えの中でも、特に秘密経のことを指します。日本では、真言宗の東密と天台宗の台密を併せて密教と呼ぶことが多いです。

まだ、書いていないのですが、今年のゴールデンウイークに、四国八十八ヶ所遍路にでかけました。3泊4日の車遍路で伊予(愛媛県)のお寺をほぼ廻ってきました。(40番 平城山薬師院観自在寺のみ遠方のため、土佐(高知県)を巡る時に一緒に廻ることになりました。代わりに、75番 五岳山誕生院善通寺にお参りしました。)
我が家も、真言宗と言うこともあり、空海との繋がりを感じてしまいます。

東寺は、京都にある有名な寺院です。空海が嵯峨天皇より下賜を受け、真言密教の根本道場として栄えました。今回の展示では、東寺に秘蔵されている、胎蔵曼荼羅たいぞうまんだら, 金剛界曼荼羅こんごうかいまんだら, 21体の彫像により構成される羯磨曼荼羅かつままんだら(立体曼荼羅)など、多くの国宝級の宝物が展示されました。

猛暑予想の中、上野公園へ。さすがに上野公園は多くの人が行き交っています。この辺りには、博物館や美術館などが多数あるため、適度に分散しつつおのおのの目的地へと向かいます。東京国立博物館へ向かう人は、上野駅を出た頃に見かけた人数からすると、閑散としている。と言って良いほどに少なくなっていました。

チケットは購入してからでかけたので、待ち時間は10分ほどでした。炎天下と言うこともあり、テントが貼られていて、貸し日傘なども用意されていました。

展示は2部構成になっていて、主な展示内容は、1部目は後七日御修法ごしちにちみしほを中心とした真言密教美術の展示。2部目は羯磨曼荼羅かつままんだらの展示です。

後七日御修法ごしちにちみしほは、正月1日~7日に宮中で行われる神事が終わった後、8日から14日までの7日間真言院で行われる、天皇の安寧や国家安穏を祈る秘法です。この展示を見るまで存在すら知りませんでした。
羯磨曼荼羅かつままんだらは東寺に祀られている立体曼荼羅です。真言宗では、両界曼荼羅りょうかいまんだら(胎蔵曼荼羅たいぞうまんだら, 金剛界曼荼羅こんごうかいまんだらを併せて、両界曼荼羅と呼びます。)が、密教の中心的仏である大日如来の説く真理や悟りの境地を、視覚的に表現した物とされています。
その両界曼荼羅りょうかいまんだらの世界観を立像により立体的に示した物が、羯磨曼荼羅かつままんだら
です。
この内、帝釈天象像は写真撮影が許可されていました。

実物は、やはり圧巻でした。
もちろん、公式図録も購入して来ました。

展示されている宝物が、解説付きで掲載されています。中身をお見せできなのが残念でなりませんが、非常に価値のある図録だと思います。会場でしか買い求める事はできません。この図録を入手するために訪れても損は無いと思います。

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